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アルツハイマー新薬「レカネマブ」誕生か

認知症が進行すると日々の生活に支障が出て、独居の方では自宅での生活が難しくなります。施設に入居するとなると家財を処分して自宅を売却して入居ということにもなってしまいます。大事なものを捨てなければならないというとき、多くの方が苦しまれます。認知症にはなりたくないですね。

 

エーザイは2023年1月7日、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬について、米当局から医薬品としての使用を許可する迅速承認を得たと発表しました。エーザイは米国に続き日本や欧州、中国でも申請する方針で、23年度中の承認取得を目指すとしています。

 

■レカネバブの特徴
従来の認知症楽「アリセプト」は進行を止める効果があると一般的には言われています。しかし、レカネバブにはそれ以上の効果が期待できそうです。米食品医薬品局(FDA)は6日、両社が開発した新薬「レカネマブ」を迅速承認しました。新薬は早期アルツハイマー病患者が対象で、原因物質の一つとされるたんぱく質「アミロイドベータ」を脳内から除去する効果が評価された。また早期アルツハイマー患者の症状信仰を27%抑制できるとしています。

 

■課題
課題もあるようです。レカネマブの投与対象は軽度の認知障害患者に限られ、症状が悪化すると使えない。このため薬が使える患者かどうかを確認するため、脳内のアミロイドベータの蓄積量を事前に陽電子放出断層撮影(PET)や脳脊髄液(CSF)といった検査で調べる必要があるようです。PET検査には数十万円かかり、CSFは麻酔をかけるため身体への負担が大きい。少量の血液からアミロイドベータの蓄積を調べる検査技術の開発も進むが、実用化には時間がかかるといわれています。

 

■まとめ
世界の認知症患者は5000万人強とされ、30年に約8000万人まで増える見通しです。認知症の6割強を占めるアルツハイマー病は、症状が進むと脳が萎縮し記憶や思考能力が失われ、最終的に日常生活が困難になる怖い病気です。症状を治す薬は今もありません。一日も早く実用化される日が来ることを切に願っています。

 

(参考資料:日本経済新聞 2023年1月8日)

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